ひとりごと。
物足りなさと、満腹感と。
安定感のなかにある不安感。
結局「欲」にしばられる。
キーワードのように、何度も出てきてはあたしを喰う。
喰われるん。
逆にそれを喰い殺して、飲み込んでも。
だいたい味を忘れちゃうけども。
情熱みたいなもんと冷酷さと、真実と嘘と。
混在してる。
けどどれもが独立して絡み合ってて、どれもが偽りではないん。
嘘まで、真実。
アタマとカラダとココロと。
ばらばらなようで、ばらばらなフリ。
実は線。
点と点が、散らばってるように見えて、実は線。
その中心点が「欲」なんよ。
君臨してる。
もっともっとキモチヨクナリタイ。
心地よいじゃ、物足りない。
キモチヨクナリタイ。
ちょうだいよ。
ちょうだいよ。
もっとあげるよ。
まだまだ足らないよ。
ちょうだいよ。
これじゃない。
あれじゃない。
そうね、それでもない。
生きる欲。
どう逝き狂うか、どんな絶頂をむかえるか。
そのためにサディスティックな自慰行為をしている感覚。
見てみたいのよ。
絶頂がどんなイロなのか。
誰かに見せてもらいたいわけじゃないの。
結局は、自分が見ようとするかしないか。
アナタが見てるあたしは。
嘘つき?
従順?
アナタ好みのイロに。
カメレオンみたいに皮膚色を変化させて。
嘘偽りない嘘も。
従順で上目遣いの日も。
イロのない透明な表情も。
点であり、線。
体中に張り巡らされた経穴のように。
意味があり役割がある。
ノドがカラカラよ。
満たされていない。
満たせれていない。