「みたされる」
満たされる。
充たされる。
欲求は一瞬でみたされる。
一瞬の満足のために、日々を不満足で過ごす。
その一瞬のために、不満足をやり過ごす。
むしろ不満足な方が、その一瞬を楽しめる。
その一瞬の満足は、また一瞬にして不満足にかわる。
結局は、欲望でできていて。
欲望に正直で。
欲望に支配されているん。
カラダもココロも達した後は、だるい感覚としばらくの余韻で満たされている。
余韻で生かされている。
が、すぐにやっぱり不満足。
いくらでもほしい。
とめどない欲求不満。
色っぽい話ではないのよ。
自身の中身。
ほしいほしい。
の、だだっこなん。
与えることを知らずに、与えられてきたあたしの歪み。
ヒトには役割があるんだって教えられた。
「与えるヒトと与えられるヒト」
「愛するヒトと愛されるヒト」
前者の味も後者の味も理解できたなら。
それがマッチするヒトやモノやコトに出会えたなら。
両方の痛みも苦しみも喜びも理解できたなら。
なにかが変わる気がするの。
まあね。
ただの。
ただのわがままな話なんだけどね。